家事事件

家事事件について

戸籍上の氏名や性別の変更などの関する審理

何らかの事情により、戸籍上の氏名や性別などを変更するためには、家庭裁判所に申し立てを行い、許可を受けなければなりません。例としては、両親の離婚後、子どもの氏を親権者の氏に変更する必要がある場合や、また氏のせいで社会生活において著しい支障をきたすなど、やむを得ない理由がある場合に限り、氏を変更する「氏の変更許可」、氏の変更と同様に、正当な理由があると認められる場合に限り名を変更する「名の変更許可」、戸籍の記載に誤りがある場合にこれを訂正する「戸籍訂正許可」、そして性同一性障害の診断のもとに戸籍上の性別を変更する「性別の取り扱いの変更」などがあります。それぞれの手続きとしては、認められた申立人が、各住所地や戸籍がある地などの、それぞれに定められた家庭裁判所に、必要な書類や費用を用意の上で申し立てを行うことにより、裁判所での審理が始まります。申し立て後、ほとんどの場合で裁判所からの呼出がありますので、指定の日時に裁判所に出向き、聞き取り調査などを受ける必要があります。またこれらの変更の許可を得るには、それぞれ必要な要件を満たしていることが求められますので、審理の結果、裁判所から変更を認められない場合もあります。

コメントを受け付けておりません。